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華氏911を見た

京都の新京極の映画館で、やっと期待してた華氏911を見ることができた。映画館はほぼ満席と言ったところ。映画館の人の話では昼の上演では2回立ち見が出たらしい。
で、肝心の映画といえば、所々に出てくるムーア流のユーモアに「クスッ」っと来る所があるものの、見終った時にはドォーンと頭に重いものが乗っかったままという感じだ。一応予備知識は頭に入れて行ったものの、それ以上のマスコミによって隠されていた情報の波に正直ショックの連続だった。

特にイラクで家族・親類を空爆で失って悲しみに暮れるイラク人の母親と、イラクで戦死した息子から来た手紙を読んで悲しみに暮れるアメリカ人の母親の2人が強烈に今も印象に残っている。彼女たちの悲しみは完全に同じ次元のものであり、戦争に勝者が存在するという「幻想」を見事に打ち砕くものだ。アメリカ人の母親は自らの「無知」を知り、怒りの矛先をブッシュや閣僚に向けることが出来たが、問題の本質は彼らを追い出せばなくなるなんて生易しいものじゃない。それだけは確実に感じている。

少なくとも銀幕の前に座っていた「自分」にはもっと知識が、情報が必要だ…そう考えさせる一日だった。

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